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Q.シャッターが反転上昇する

シャッターが閉まる途中で、巻き上がってしまう場合

光電管センサーのキャンセル位置を再設定してください
光電管センサーがフレームの床面から80cm程の高さに取り付けられています。
このセンサーが反応して、シャッターが下がってこない可能性があります。
光電管センサーのキャンセル位置を再設定してください。
光電管取付け位置
光電管センサーの「キャンセル位置」とは?
光電管センサーはフレームの左右に付いており、相互の光が遮られると、下降を止めて上昇します。
通行中にシャッターが降りてこないのはこのセンサーがあるためです。
光電管センサーのキャンセル位置とは、シートでセンサーを遮っても、下降を止めて上昇しないように、
センサーをOFFにする機能です。

キャンセル位置が光電管センサーより低い位置で設定されている場合 キャンセル位置がセンサーより低いと反転上昇
     下降中の振動や風でシートが光電管センサーを遮ってしまい
     キャンセル位置に届く前にシートが上昇します。

キャンセル位置が光電管センサーより高い位置で設定されている場合 キャンセル位置がセンサーより高いと下降
     シートが光電管センサーを遮ってもOFFの状態であるため、下限位置まで下降します。

光電管センサーのキャンセル位置設定時の注意点
光電管のキャンセル位置が高すぎると、通行中に
シャッターが下降する恐れがあります。
光電管センサーの10cm程度上の位置で設定して
いただきますよう宜しくお願い致します。
位置設定イメージ
光電管センサーキャンセル位置
光電管センサー検知位置
※設定位置以下は光電管
センサーは検知しない

コントローラーによって操作方法が異なります。
お使いいただいているコントローラーを選択してください。
KVコントローラーGAコントローラーKUDコントローラーKUBコントローラー
KUBコントローラーの位置設定方法

型式:KU10/KU20/KU25/KU30/KU40/KU50/WU30/WU40
PDF資料印刷用の資料はこちら
からダウンロードきます

1.位置設定モードへ切り替え
操作部イメージ
停止 を押しながら
上昇+下降+自動/手動+開口高設定
を3秒以上長押し
「ピー」というアラーム音が鳴り
位置設定モードに切り替わります。
5つのランプが光る
ランプが全て点灯
手をはなすと消え設定モードになります

開・閉 を押している間ゆっくり動作し、手を離すとその場で停止します。
 3秒以上押し続けると動作速度が速くなります。

2.上限停止位置の設定(全開位置の設定)
停止を押しながら上昇 上限を設定したい位置で
停止 を押しながら
上昇 を押す
上昇ランプが点灯
上昇ランプ点灯

3.下限停止位置の設定(全閉位置の設定)
停止を押しながら下降 下限を設定したい位置で
停止 を押しながら
下降 を押す
下降ランプが点灯
下降ランプ点灯

4.開口高停止位置の設定(開口高運転で停止する位置の設定)
停止を押しながら開口高設定 開口高を設定したい位置で
停止 を押しながら
開口高設定 を押す
開口高設定ランプが点灯
開口高設定ランプ点灯
※開口高運転をしない場合は、必ず上限の位置で開口高設定を行ってください。

5.光電管キャンセル位置の設定 ※光電管キャンセル機能はロムのバージョン によって設定できない機種もあります。
光電管センサー1キャンセル位置の設定
自動/手動を押しながら上昇 キャンセルしたい位置で
自動/手動 を押しながら
上昇 を押す
手動ランプが点灯
手動ランプ点灯

光電管センサー2キャンセル位置の設定
自動/手動を押しながら停止 キャンセルしたい位置で
自動/手動 を押しながら
停止 を押す
手動ランプが点灯
手動ランプ点灯

光電管センサー3キャンセル位置の設定
自動/手動を押しながら下降 キャンセルしたい位置で
自動/手動 を押しながら
下降 を押す
自動ランプが点灯
自動ランプ点灯

光電管センサー4キャンセル位置の設定
自動/手動を押しながら開口高設定 キャンセルしたい位置で
自動/手動 を押しながら
開口高設定 を押す
自動ランプが点灯
自動ランプ点灯

6.通常運転モードへ切り替え
操作部イメージ
停止 を押しながら
上昇+下降+自動/手動+開口高設定
を3秒以上長押し
「ピー」というアラーム音が鳴り
通常運転モードに戻ります。

7.運転確認
設定した位置でシャッターが停止するか、運転確認を行ってください。