システムの概要
東日本大震災において、水門を閉じようとした地域の消防団員253人の尊い命が津波の犠牲となりました。これを教訓に、閉鎖が必要な水門の遠隔操作対応をはじめ施設の管理など緊急に取り組まなければならない課題となっています。
水神ネットワークは、災害に強いクラウドをベースに信頼性の高い広域管理を実現。異常時の警報メール送信などにより常に施設の状態を掌握して効率的な管理が行えます。
パソコン・スマートフォン・タブレット端末で場所を選ばず管理でき、災害時は遠隔制御機能によりスマートフォンで迅速にゲートや水路の状態を見ながら安全な場所で開閉操作が行えるほか、出向く事が困難な現場にはカメラを設置し、遠隔から映像を見ながら安全に対処できます。
水神ネットワークは、災害に強いクラウドをベースに信頼性の高い広域管理を実現。異常時の警報メール送信などにより常に施設の状態を掌握して効率的な管理が行えます。
パソコン・スマートフォン・タブレット端末で場所を選ばず管理でき、災害時は遠隔制御機能によりスマートフォンで迅速にゲートや水路の状態を見ながら安全な場所で開閉操作が行えるほか、出向く事が困難な現場にはカメラを設置し、遠隔から映像を見ながら安全に対処できます。
現場を見ながらゲートを遠隔制御
ゲリラ豪雨など、災害時の河川や水路の水位上昇、洪水による交通規制などでゲートに近づくことができない場合、離れた場所からゲートの状態を視認しながらスマートフォンで安全に開閉操作が行えます。
(タブレット端末・パソコンからも行えます)
(タブレット端末・パソコンからも行えます)
映像と数値で現場の状況を把握
ゲート周辺の様子を確認することが困難な施設にはカメラを設置、任意にカメラの角度を変えて周囲を確認でき、水位やゲート開度などの数値とあわせて現場の状況をリアルタイムに把握できます。
増水時、流木が引っ掛かるなどした場合も映像を見ながら遠隔で判断し対処が行えます。
増水時、流木が引っ掛かるなどした場合も映像を見ながら遠隔で判断し対処が行えます。
遠隔インターロック
通常閉じている「ゲートA」が河川の水位上昇により自動開動作を開始すると、通常は開いている「ゲートB」に対して水神ネットワークを経由し「遠隔インターロック」信号を送信。
「遠隔インターロック信号」を受け取った「ゲートB」は閉動作を開始し河川の流れを変え氾濫を防ぎます。
「遠隔インターロック信号」を受け取った「ゲートB」は閉動作を開始し河川の流れを変え氾濫を防ぎます。
既存施設をクラウド管理に移行
現在お使いの制御盤に監視用装置を設置し、水神ネットワークによるクラウド管理に移行。特別なソフトやサーバは不要で導入と同時にお手持ちのスマートフォン・タブレット端末・パソコンで場所を選ばず広域管理・遠隔制御を利用。
(監視通報装置は監視点数に応じラインナップ)
(監視通報装置は監視点数に応じラインナップ)