千年の歴史を継ぐ「水」を未来へ
国内最大級の農業用水パイプラインを支える「やくも水神」
継体天皇の時代から治水・利水が行われてきた歴史ある穀倉地帯。福井の農業の中核である九頭竜川・日野川・足羽川流域。昭和期に作られた開水路は老朽化し、維持管理の負担やゴミの混入が課題でした。そこで、用水路を地中に埋め、自然の落差で水を届ける壮大な「パイプライン化」を国と県が決断したプロジェクト。
数十キロに及ぶ巨大施設の監視には多大なコストがかかり、九頭竜川下流では、工期を間に合わせるため安価なクラウドシステム「やくも水神」を暫定として導入されました。
しかし、いざ運用を始めると「スマホアプリが使いやすい」「どこにいても上流の状況が分かり、少人数で管理できる」と現場から絶賛の声が続出し、現場の強い要望により、当初予定されていた従来型システムを覆し、「やくも水神」が正式採用されました。
一方、既存の他社製システムの対応の悪さに現場は不満を抱えていた日野川・松ヶ鼻地区は、九頭竜川での「水神」の評判を聞き検討を開始。
「光回線が引けない場所でも連携できる」「設定変更が自分たちでスピーディーに行える」という柔軟性と手厚いサポートが決め手となり、土地改良区の強い意向で「やくも水神」への全面リプレイスが決定しました。




九頭竜川での転機:暫定システムからの本採用へ
「スマホアプリが使いやすい!」現場から絶賛の声が本採用を決めた
延長数十キロに及ぶ巨大なパイプラインと、水圧を調整する巨大な「調圧水槽」の監視をどうするかが新たな課題でした。当初、最終的には従来型の光回線を使った専用の中央監視システムを導入する予定でしたが、長期間にわたる工事の途中で部分的に通水を開始するため、暫定的にクラウドシステム「やくも水神」が導入されました。
しかし、いざ使ってみると「スマートフォンアプリが大変使いやすい」「どこにいても上流の施設の状況を確認できるため、少ない職員で運用が行える」と
現場から絶賛の声が上がりました。
その結果、
現場の強い要望により「やくも水神」が本システムとして正式採用されました。
日野川・松ヶ鼻地区への波及:既存システムの不満を解消
柔軟なクラウド連携と手厚いサポートが隣接地域を変えた
九頭竜川での成功は、隣接する日野川・松ヶ鼻地区にも波及しました。同地区では既存メーカーの中央監視システムが更新時期を迎えていましたが、メーカーの対応の悪さから、現場の担当者は「システムを見るのもイヤな状態」になっていました。
そこで水神の導入を検討した結果、光回線が引けない施設でもクラウド経由で連携できる柔軟性や、ユーザー自身で設定変更を行えるスピード感が決め手となりました。
工場検査では、大スクリーンでシステムが稼働する様子を見た土地改良区の方々から「この画面はすごい!」と
驚きと感動の声が上がりました。
クラウドへの不安を「絶対の安心」へ。日本の農業用水を守る強靭なネットワーク。
「大切な水管理をクラウドに任せて本当に大丈夫だろうか?」 そんな懸念にお応えするため、「やくも水神」のメインサーバーは、国内最高レベルの堅牢性を誇る東西2拠点のデータセンターに格納されています。
2019年1月、日野川用水・松ヶ鼻地区のお客様にも実際の施設を視察いただき、その圧倒的な安全性に
驚きと感動の声をいただきました。
「やくも水神」は、最先端のクラウド技術と、それを守り抜く強靭なインフラ、そして開発者とお客様との「顔が見える関係(直接対話)」によって、これからも進化し続けます。