インターネット・携帯電話を活用した「やくも水神」ネットワークシステムは、1995年4月「科学技術庁第54回注目発明選定証」を受証。2001年に開催された「下水道展 東京」で大好評を博しました。
 
自治体側では特殊なソフトが不要で、高価な中央監視装置を設置することなく、低コストで、計測・監視・制御が一ヵ所からでもできる画期的なシステムです。

わが国の下水道の普及率は約70%に達していますが、地方財政緊迫化や市町村合併の進展で、水道施設の老朽化、下水道の普及・管理、合併による管理システム統合は重要な課題となっています。

こうしたなか、低コストで画期的な管理システムの登場に大きな期待が寄せられています。

「やくも水神」ネットワークシステムは市町村役場に設置されている中央監視装置の機能をはるかに上回り、NTTドコモのパケット通信網を通じて入っていくる情報をiモードやインターネットなどを通じて情報提供、高い汎用性と拡張性によって、規模や用途に関係なく導入が容易で、増設にも柔軟に対応。従来の専用回線やISDN・CATV網にも複合的に対応できます。

2003年7月からは、震度8に耐え、「通信機械室の信頼性確保と機能の充実」を最重要テーマに設計されたNTTドコモの代々木ビルにメインサーバーをおき、松江本社データセンター(バックアップサーバー)に加えて、東西2拠点でのデータセンターによるセキュリティ体制も完備しました。

    NTTドコモのFOMA網を活用しているため公衆回線開設の施設負担金が不要になり、毎月のコストもNTTの専用線・一般公衆回線よりはるかに安く、監視システムの設備コスト、維持管理コストを大幅に低減しています。

また、特別なソフトウエアやハートウエアも必要ないことから、価格が高く監視の導入が難しかった維持管理会社でも容易に活用できるようになりました。

「やくも水神」ネットワークシステムは情報を通報するだけでなく遠隔地で監視・管理・制御・設定内容の変更も可能です。離れた場所にいるそれぞれの分野の専門家が設備の設置状況、記録されている各社データのグラフ、機器の運行履歴などを見ながら電話で協議し短時間に原因究明と対策をすることで、劇的な労務負担軽減と経費削減がはかられ、いままでの方法ではできない理想的な環境施設運転が実現できます。

発売以来、全国の下水道、農業集落排水処理施設をはじめ、水土施設、消雪施設、水門施設など全国各地の施設に多数導入されています。